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歯医者の知人に教わった歯磨きのコツ

知人に歯医者をしている人がいて、何かの折に世間話として教わった「歯の健康」のためのコツがあります。まず、その歯医者の知人は上手にマウスウォッシュを使うのがおすすめだと言っていました。というのは、歯には歯ブラシだけでは入らないような細かい傷や穴があり、そこから虫歯になることがあるのだそうです。これでは歯ブラシでいくらゴシゴシと擦っても防ぎようがありません。毎日歯磨きをした後で、適量のマウスウォッシュを使うのが良いとのことでした。また、歯ブラシの使い方として、「歯と歯茎の間に当てて磨く」というのはよく言われることです。しかしこれも、奥の奥に生えている奥歯には届きにくいです。なので、奥歯を磨くには独特なコツがあります。歯ブラシの先端の毛先だけを使い、奥歯を一周させるようにぐるっと磨くのです。これは、実際やって見せてくれました。一見歯を磨いているというより、歯ブラシで奥歯をなぞっているように見えました。親知らずが残っている人は特に、奥歯の磨き残しが心配です。この磨き方なら的確に奥歯を狙えるので、私も必ず行なっています。歯の磨き方はさんざん学校でも習ったり、健康番組で見かけたりもしますが、こう言った「歯医者さんが普段やっている独自の磨き方」というのはとても参考になります。自分の歯だけでなく、母親の歯も悪くて不安なので、機会があれば話を聞くようにしています。高齢になると歯も歯茎も弱くなるため、さらにマウスウォッシュが重要になる、というアドバイスももらいました。歯ブラシで歯茎を痛めたり、歯間ブラシなどで傷んだ歯を引っ掛けてしまって、来院する高齢者も多いそうです。そしてもし、寝たきりや認知症になった場合、歯磨きもおろそかになりがちです。そうなると歯科治療を受けるのがとても大変になるとのことでした。寝たきりや認知症を予防するのはもちろんですが、いざという時に対応してくれる高齢者に強いクリニックを探しておくといいそうです。

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